23区マンション、過去最高の1.3億円=3年連続大台超え、中東影響懸念―25年度



不動産経済研究所は20日、2025年度に東京23区で発売された新築マンションの平均価格が、前年度比18.5%上昇の1億3784万円だったと発表した。年度として過去最高を更新し、3年連続で1億円の大台を超えた。建築費の高騰や供給不足が影響した。

中東情勢の悪化による石油由来製品の調達難で、住宅設備や資材で不足や高騰が一段と進んでおり、今後の価格のさらなる上振れが懸念される。

首都圏全体でも15.3%上昇の9383万円となり、最高値を更新した。23区の上昇により、都心へアクセスしやすい近郊に大規模な物件が増え、全体の価格を押し上げた。神奈川県は13.6%上昇の7481万円、埼玉県は7.0%上昇の6306万円、千葉県は21.8%上昇の6828万円だった。

同社の松田忠司上席主任研究員は、今後について「価格の見通しは立てづらいが、上がる要素しか見当たらない」と述べた。原料となるナフサの不足でTOTOがユニットバスの受注の一時停止を余儀なくされるなど、中東情勢の影響は住宅にも及んでいる。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京都心に建つ高層マンション=資料(AFP時事)

2026年04月20日 18時01分


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