【ニューヨーク時事】ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は17日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に対する期待から急落した。米国産標準油種WTIの終値は前日比10.84ドル(11.45%)安の1バレル=83.85ドルと、3月上旬以来約1カ月ぶりの安値となった。
イランのアラグチ外相が17日、イスラエルとレバノンの停戦発効を受け、停戦の残り期間中はすべての商船にホルムズ海峡を「全面的に開放する」と表明。供給の停滞懸念から買われていた原油の売りが強まった。米国とイランの戦闘終結に向けた次回協議がパキスタンで19日に開催される見通しだと伝わったことも、市場の不安を和らげた。
ニューヨーク株式相場は投資家心理の改善を受けて大幅続伸し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比868.71ドル高の4万9447.43ドルで終了。2月末のイラン攻撃開始前の水準を回復した。上げ幅は一時1100ドルを超えた。
【時事通信社】
2026年04月18日 06時38分
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