
衆参両院の正副議長は15日、与野党の代表を衆院議長公邸に集め、安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策を検討する「全体会議」を開いた。森英介衆院議長は終了後の記者会見で、今国会中の皇室典範改正を目指す方針を重ねて表明。来週にも衆参正副議長案を各党に提示する意向を示した。政府有識者会議が示した2案を軸に早期に意見集約を図りたい考えだ。
与野党は2024年に全体会議で協議を始め、政府有識者会議が示した(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する(2)旧宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰する―の2案を検討してきた。
中道改革連合は15日の会議で「優先的な方策」として(1)案に賛成し、(2)案についても「慎重な制度設計」を前提に容認する立場を説明した。森氏が4月の前回会議で、立憲民主党系と公明党系で意見が割れていた中道に見解の取りまとめを要請していた。
【時事通信社】
〔写真説明〕衆参両院正副議長、与野党の代表らが出席した皇族数確保に関する全体会議=15日午後、東京・永田町の衆院議長公邸
2026年05月15日 18時28分