
【ワシントン時事】米商務省が25日発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比4.1%上昇した。2023年4月以来、3年1カ月ぶりの高水準。伸び率は前月(3.8%)から加速し、市場予想と同水準だった。米イスラエルとイランの戦闘に伴う原油高騰が物価を押し上げた。
米イランが6月中旬に戦闘終結の覚書に署名したことで足元の原油先物相場は大きく下がり、紛争開始前とほぼ同水準で推移している。ただ、原油高が今後輸送費や幅広い品目の価格を押し上げるとの警戒感がくすぶる中、連邦準備制度理事会(FRB)は今月の金融政策会合で年内の利上げ想定を示した。
変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は3.4%と、前月(3.3%)を上回った。
項目別は、モノの価格が4.8%上昇と、伸び率は前月(4.4%)から拡大。ホルムズ海峡の事実上の封鎖が響き、エネルギー関連は24.3%上昇と、前月(18.3%)から急伸した。
【時事通信社】
〔写真説明〕5月21日、米中西部イリノイ州スコーキーのガソリンスタンドで給油する人(AFP時事)
2026年06月25日 22時26分