リニア静岡工区着工へ協定=静岡県とJR東海が締結



静岡県とJR東海は18日、リニア中央新幹線静岡工区の着工に向け、県の条例に基づく自然環境保全協定を結んだ。県は協定締結を着工の前提としていた。今後、JR東海は地元住民向けに工事説明会を開催した上で、建設に着手する方針。完成までには10年以上かかる見通しだ。

県庁での協定締結式に出席した鈴木康友知事は「これからが本番。継続的、永続的なモニタリング体制で、県民の不安や懸念の払拭に努める」と強調。JR東海の丹羽俊介社長は「一日も早く工事に着手できるよう準備を進める」と述べた。

協定には、大井川の水量減少や自然環境への影響など計28項目でJR東海が講じる自然環境保全対策や、着工後の国と県によるモニタリング体制を明記。不測の事態が発生した場合、工事を一時中断して原因究明に当たることも盛り込んだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕リニア中央新幹線の静岡工区着工に向け、自然環境保全協定を締結した静岡県の鈴木康友知事(右)とJR東海の丹羽俊介社長=18日午後、静岡県庁

2026年07月18日 16時22分


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