
熊本県で最大震度7を観測した地震の発生から1週間。爆発事故で7人が死亡した商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)前には4日、犠牲者を追悼する花束や感謝の言葉を記した色紙が置かれていた。
施設付近は、爆発から1週間を迎えても規制線は張られたままだ。周囲には警備中と思われる警察官らの姿があるだけで、通過する車からは時折、鉄骨がむき出しの建物を不安そうに眺める人の姿も見られた。
規制線近くの道路脇には複数の花束に加え、「あなたがいたからイオン熊本で笑い楽しめました
いつどんな時も忘れないよ
またね
ありがとう」と書かれた色紙が置かれていた。連日の猛暑もあってか、お茶などのペットボトルも数本添えられていた。
震度7の揺れに襲われた宇城市では、一部の地域で今も断水が続く。多くの被災者が身を寄せる小川防災拠点センターでは4日朝、給水を求めて並ぶ人の姿があった。会社員の50代男性は自宅のトイレを流すために毎日数リットルの水をくみに来ているといい、「いつまでこんな状況なのか」と疲労の色をにじませた。
自宅が傾いたという70代女性は、70代の夫と車中泊して1週間を過ごしたという。女性は「早く仮設住宅に入りたい」とため息交じりに話していた。
【時事通信社】
〔写真説明〕地震の発生から1週間となり「イオンモール熊本」付近の歩道に手向けられた花とメッセージ=4日午前、熊本県嘉島町
〔写真説明〕地震の発生から1週間となった「イオンモール熊本」=4日午前、熊本県嘉島町
2026年08月04日 14時33分