定数減「10月末」結論目指す=与党主張、衆院選改革で報告書



与野党でつくる衆院選挙制度協議会は30日、制度見直しに関する報告書を了承した。抜本改革に向けて第三者機関が1年以内をめどに答申をまとめるとの目標を掲げた上で、これとは別に現行の小選挙区比例代表並立制の見直しについて10月末をめどに結論を得るとの期限も設けた。焦点の定数削減について、与党は「10月末」までの取りまとめを目指す方針を表明したが、野党は反対姿勢を崩しておらず、先行きは不透明だ。

報告書は、(1)次期衆院選までに抜本改革を行うため、衆院議長の下に設置する有識者による第三者機関「衆院選挙制度調査会(仮称)」が1年以内をめどに答申をまとめた上で改めて与野党で協議する(2)抜本改革の実現には相応の時間を要するため、現行制度の見直しについては政党間協議で10月末をめどに結論を得る―と二つの方法を併記した。

日本維新の会が求める定数削減について、報告書は抜本改革で「一体的に検討する」としつつ、現行制度の見直し議論でも「具体的な結論を得るよう努力する」と記載。維新と野党の双方に配慮した、分かりづらい表現となった。

【時事通信社】 〔写真説明〕衆院選挙制度協議会=30日午後、国会内 〔写真説明〕衆院選挙制度協議会で発言する鈴木馨祐座長(中央)=30日午後、国会内

2026年09月30日 19時47分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース