米政府、自動車燃費基準を緩和=EVに一層の逆風、各社戦略に影響



【ニューヨーク時事】米運輸省は28日、自動車の燃費基準を大幅に緩和する新たな基準を発表した。バイデン前政権の電気自動車(EV)推進策を見直す一環。ダフィー運輸長官は声明で、「米国の家庭が望んでいない高価なEVの生産を強制する違法な規制を終わらせた」と強調。第2次トランプ政権の発足から続くEVへの逆風は一層強まり、メーカー各社の戦略に影響しそうだ。

新たな基準では、自動車メーカーは2031年モデルの乗用車と小型トラックの1ガロン当たりの平均走行距離を約34.9マイル(1リットル当たり約14.8キロメートル)とすることが求められる。これまでの約50マイル(同約21キロ)から大幅に引き下げる。

このほか、メーカーが燃費規制を上回った場合に余剰分をクレジット化して売買できる仕組みがEV専業メーカーに有利だとし、28年モデルから廃止する。車種分類も見直し、小型トラックとしてきた一部のクロスオーバー車など主に人を運ぶ目的の車両は乗用車に区分する。

【時事通信社】 〔写真説明〕米カリフォルニア州で充電中の電気自動車(EV)=2025年9月、カリフォルニア州(EPA時事)

2026年09月29日 08時47分


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