政策本位で「政界再編」=公明・岡本代表、自民含め連携



公明党の岡本三成代表は時事通信のインタビューに応じ、「政界再編の結集軸」を目指す考えを強調した。与野党を問わず価値観の近い勢力と政策本位で連携を進めると訴えた。

―高市早苗首相の評価は。

リーダーシップがあるように見え、期待が高いのは分かるが、稚拙な点もある。安倍政権と比べて首相に反対する人はおそらくいない。決断するときは、自分と違う意見を広く聞くのが非常に大切だ。

―公明、中道改革連合、立憲民主党の3党合流は見送られた。

中道改革の結成時に納得して賛成した人が十分にいなかったのは反省点だ。もう少し時間をかけて議論し、政策に納得できない人は合流しないという形ができれば良かった。

―3日の公明大会で「政界再編」を掲げた。

政界再編の結集軸になると訴えたのは、価値観の近い議員との固まりをつくりたいからだ。無所属、自民党、その他の政党にも価値観の近い人がいる。一緒に戦略や政策を打ち出せる固まりにしたい。まずは(民主改革の会との)衆院統一会派「中道」を大きくしたい。他党議員も会派に入ることはできる。

―連携のカギは。

若い世代、高齢の方も含め、将来不安の解消が必要だ。(医療・介護などの)ベーシックサービスと国民がどう負担を分かち合うかを議論しなければならない。財源議論からも逃げない。経済成長が一人一人を豊かにする仕組みを担保する。

―公明が再び与党になるときは。

政策、(目指す)社会像が実現できる連立のパートナーが見つかったときだ。相手は自民、日本維新の会、立民や国民民主党などの議員も考えられる。野党より与党の方が政策を実現できる可能性は高いが、少数与党なら野党が実現できる場合もある。与党になるのが目的ではない。

―民主改革と立民の合流の可能性は。

立民議員の何人かは価値観が相いれない。民主改革が「本当に共感できる」と言える方とだけ一緒になるなら望ましい。決まった後に「反対」と言う人が、立民や中道の落選者にも多分いる。決めたことに従うのが民主主義のルールの基本だ。そうでなければ連携するのは難しい。

―他党との選挙協力は。

公明は歴史上ずっと政策本位、人物本位だ。政党同士の協力はハードルが高い。人物的に信頼し、政策も地域課題も納得でき、お互いの協力が成り立つかどうかだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える公明党の岡本三成代表=8日、東京都・永田町 〔写真説明〕インタビューに答える公明党の岡本三成代表=8日、東京都・永田町 〔写真説明〕インタビューに答える公明党の岡本三成代表=8日、東京都・永田町

2026年10月12日 07時14分


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