米関税の「脅迫に屈せず」=グリーンランド巡り対抗措置も―独仏



【ベルリン時事】ドイツのクリングバイル副首相兼財務相は19日、デンマーク自治領グリーンランドの米国領有に反対する欧州8カ国の関税を引き上げる意向をトランプ米大統領が示したことを受け、「脅迫に屈することはない。欧州は団結し対抗措置を準備している」と述べた。フランスのレスキュール経済・財務相と、ベルリンで共同記者会見を開いた。

8カ国には独仏が含まれる。クリングバイル氏は欧米関係について、「トランプ氏が追求する挑発と対立が続く新たな状況に直面しており、欧州は限界に達したことを明確にしなければならない」と強調した。一方で「緊張激化は双方の重荷となる」と述べ、対話を通じた解決を訴えた。

レスキュール氏も「脅迫は受け入れられない」と反発。「グリーンランドとデンマークを全面支持する」と、改めて米国の領有への反対姿勢を示した。近日中に先進7カ国(G7)財務相会合を開き、この問題を取り上げる予定だと明かした。

〔写真説明〕ドイツのクリングバイル副首相兼財務相=2025年12月、ベルリン(EPA時事)

2026年01月19日 20時27分


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