KDDI、売上高2460億円過大計上=子会社が架空取引、決算発表延期



KDDIは6日、インターネット接続サービスを手掛ける子会社ビッグローブ(東京)などの架空取引により、2026年3月期までの合計で最大2460億円の売上高を過大に計上していたと発表した。架空取引に関する特別調査委員会が調べており、同日予定していた25年4~12月期の決算発表は延期した。

架空取引により、18年3月期以降に合計で約330億円が広告代理店への手数料として流出した可能性があることも公表した。同日、東京都内で記者会見したKDDIの松田浩路社長は「未然に防げなかったことに、経営トップとしての責任を痛感している」と陳謝した。

KDDIによると、ビッグローブと同社子会社が実際には受注していない広告事業の売り上げを計上。昨年12月、広告代理店からの入金が遅れたことをきっかけに架空計上の疑いが生じ、調査の結果、不正が発覚した。架空取引にはビッグローブ子会社の社員2人と複数の広告代理店が関与したとみられる。

〔写真説明〕記者会見で謝罪するKDDIの松田浩路社長=6日午後、東京都港区

2026年02月06日 20時33分


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