
【カイロ時事】日本貿易振興機構(ジェトロ)は6日、エジプトの首都カイロで、日本のポップカルチャーを紹介するイベントを開いた。人口が拡大する若者層に魅力を訴え、日本の存在感を高めるとともに、参加する日系企業にも需要の大きさや、アフリカの市場の可能性を感じてもらう狙いがある。
ジェトロがポップカルチャーに焦点を当てたイベントを主催するのは世界でも初めてという。バンダイナムコやヤマハなど16の日系企業・団体が参加し、アイドル歌手のライブも企画。7日までの開催期間中に約3000人の来場を見込んでいる。
エジプトでは若者の間でラテなど抹茶ドリンクが浸透する。ワークショップを開いた伊藤園の古川萌人さんは、予想以上の抹茶人気を実感しつつ「抹茶は日本のものか」と質問される場面があったと説明。十分に認識されておらず「残念だが、(売り込む)チャンスだ」と語った。文具メーカーぺんてるの担当者は、アニメ好きが多く画材への関心が高いと述べた。
ジェトロの西澤成世カイロ事務所長は、アフリカでは日本のポップカルチャーに対する若者のニーズが高い一方、供給が少なく「需給ギャップが大きい」と指摘。今後も人口が拡大するアフリカという「大きな市場」への参入に期待した。
〔写真説明〕日本のポップカルチャーを紹介する日本貿易振興機構(ジェトロ)主催のイベントで、抹茶ラテ作りを体験するエジプト人女性=6日、カイロ
2026年02月07日 14時43分