中国輸出2.5%増=伸びが大幅鈍化―3月



【北京時事】中国税関総署が14日発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年同月比2.5%増の3210億3000万ドル(約51兆円)だった。春節(旧正月)の影響をならした1~2月の21.8%増から大幅に鈍化。中東情勢の悪化に伴う世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱が響いたもようだ。

輸入は27.8%増の2699億ドルと、1~2月の19.8%増からさらに拡大。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は511億3000万ドルと昨年2月以来の低水準だった。

米国とイスラエルによる2月末のイラン攻撃を受けて原油輸送の要衝ホルムズ海峡は事実上封鎖された。原油価格は高騰し、国際的な輸送費も一気に値上がりした。税関総署の報道官は記者会見で同海峡は「エネルギー貿易にとって世界的に重要だ」と強調。中国の中東との貿易が減少したと明らかにした。

〔写真説明〕中国・上海のコンテナ埠頭=1月8日(AFP時事)

2026年04月14日 21時57分


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