
自民党の金融調査会が、地域経済の活性化や成長投資の拡充に向けて取りまとめた提言案が13日、判明した。地方銀行などの地域金融機関に対し、伝統的な融資だけでなく、M&A(合併・買収)支援や企業再生といった「投資銀行サービス」の拡充を求めることが柱。来週にも提言を正式にまとめ、政府が策定する金融分野の新戦略などに反映させることを目指す。
提言案は投資銀行サービスについて、「地域経済をけん引する中核企業の成長には不可欠」と強調。大手地銀の中期経営計画に、サービス提供能力の増強に向けた取り組みを記載するよう促すべきだと訴えた。金融庁に対しても、銀行の投融資規制の緩和を要請した。
地域ごとに企業再生支援の現状を可視化することを提言。中小企業庁と金融庁が連携し、都道府県別の「地域未来金融アクションプラン」(仮称)の策定も求めた。
〔写真説明〕自民党本部
2026年05月14日 12時52分