
日産自動車は13日、2027年度末で生産を終了する追浜工場(神奈川県横須賀市)の従業員の処遇に関して、一部の受け入れ先を同工場の近隣を中心に探していると明らかにした。イバン・エスピノーサ社長が決算会見で説明した。対象となる人数や受け入れ先の企業名などは伏せた。一方、いすゞ自動車は同日、技術職の雇用を検討していると明らかにした。
日産は同工場での車両生産を子会社の日産自動車九州(福岡県)に移すため、追浜工場で働く約2400人の多くを転籍させる方針だ。ただ、エスピノーサ社長は「人材は維持したいが家庭の事情などで難しい人もいる」として、神奈川県内の企業を軸に新たな雇用先を探しているという。
13日に決算会見を行ったいすゞの山口真宏社長は「人材確保が難しい中、スキルが高い人がいるのは品質(確保の)面でも良い。積極的に受け入れたい」と、前向きな姿勢を見せた。
〔写真説明〕日産自動車追浜工場=2025年5月、神奈川県横須賀市
2026年05月14日 07時34分