
黒田東彦前日銀総裁は13日、東京都内で開かれたイベントで、政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入について「一定の効果はあったが、ずっと続くかといえば難しい」と述べた。黒田氏は、「日本経済の実力からいって1ドル=120~130円あたりがバランスが取れたところだ」と指摘。現在の為替レートは円安に行き過ぎているとの見方を示した。
黒田氏は、介入の効果について「通常、何週間、何カ月と続くことはほとんどない」と説明。効果が持続するのは、介入により「投機をしていた市場参加者が大損をして手を引く場合だ」との認識を示した。
〔写真説明〕日銀の黒田東彦前総裁=4月3日、東京都港区
2026年05月13日 21時45分