ウォーシュFRB議長を承認=トランプ氏から独立焦点―米上院



【ワシントン時事】米議会上院は13日、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名したケビン・ウォーシュ氏(56)の人事案を賛成多数で承認した。任期は4年。FRBがトランプ氏による執拗(しつよう)な利下げ要求や、パウエル現議長に対する刑事捜査など露骨な政治圧力にさらされる中、金融政策運営の独立性を確保できるかが焦点となる。

パウエル議長は15日に任期が満了し、ウォーシュ氏が後任となる。FRB議長は退任時に理事も退くのが慣例だが、パウエル氏は自身への捜査が完全に終了するまで理事としてとどまる意向だ。

投票結果は賛成54票、反対45票。野党民主党は、ウォーシュ氏をトランプ氏の「操り人形」(ウォーレン上院議員)と酷評し、大多数が反対に回った。ウォーシュ氏は上院銀行委員会の指名公聴会で「独立を厳しく保つ」と述べ、トランプ氏の利下げ要求に応じない考えを強調している。

〔写真説明〕ケビン・ウォーシュ氏=4月21日、ワシントン(AFP時事)

2026年05月14日 07時26分


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