英長期金利、高止まり=政治混乱で財政拡張へ懸念



【ロンドン時事】英地方選で大敗した与党・労働党のスターマー首相が退陣要求を迫られ政治の混乱が続く中、英長期金利が高止まりしている。財政規律を意識した政権運営に努めてきたスターマー氏の足元が揺らぎ、金融市場では財政拡張懸念が強まっている。

13日のロンドン金融・債券市場では、英長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日に続き、5%の大台を上回って推移した。30年物国債利回りも5.7%台。前日に付けた、1998年以来の高水準近辺にとどまった。

中東情勢の悪化に伴うエネルギー価格の高騰を受け、英国内ではインフレも進む。3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.3%上昇と3カ月ぶりに拡大。イングランド銀行(英中央銀行)の利上げが意識され、ただでさえ金利は上振れしやすい状況だ。

2026年05月14日 06時45分

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