電子レンジ、その使い方大丈夫?=事故絶たず、サツマイモ爆発炎上も



電子レンジで調理中の発煙や発火といった事故が後を絶たない。調理不可の金属やアルミ容器ごとレンジにかけるなど誤った使い方をしたり、加熱し過ぎや庫内の汚れの放置が原因になったりしており、国民生活センターは「いつもの使い方を再チェックしてほしい」と呼び掛けている。

全国の消費生活センターに寄せられたレンジ調理中の事故相談は2020年4月~25年12月で計521件あり、国民生活センターが主な相談例を基に再現テストを行った。

サツマイモ約100グラムをラップせずに出力500ワットで加熱したテストでは、約8分後に煙が庫外に噴出。約11分後には爆発的に発火し圧力で扉が開いた。根菜を長時間加熱すると水分が蒸発して炭化が進み、可燃性ガスが庫内に充満、引火したとみられるという。

庫内の汚れが原因となった事例は、マイクロ波の照射出口などに食品の焦げやソースを付着させ、市販の冷凍焼きおにぎりを表示通りに加熱したところ、開始直後からバリバリという異音とともに火花が散り、激しく燃え上がった。レンジ調理不可の表示があるアルミ使用の袋ごと冷凍食品を加熱したケースも直後に袋の端から煙が上がり、その後発火した。

国民生活センターはこうした再現を公式ユーチューブやホームページで公開した。担当者は「食品パッケージやレシピに記載された加熱時間の目安を確認したり、庫内を小まめに手入れしたりしてほしい」と話している。

〔写真説明〕電子レンジの事故再現テストで、加熱開始から約11分後に発火するサツマイモ(国民生活センター提供)

2026年05月16日 14時31分


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