米大豆売り込み、成果限定的か=3週間ぶり安値―米中会談



【ニューヨーク時事】米中首脳会談後、中国側から米国産大豆の大規模な新規購入計画は示されなかった。市場では、会談を通じた売り込みの成果は限定的と受け止められ、米大豆先物相場は15日、約3週間ぶりの安値に下落した。

中国は米国産大豆の最大の輸出先だ。首脳会談は北京で14、15日に行われた。しかし大豆など米国産農作物の購入に関するめぼしい合意は伝わらず、世界の穀物価格の指標となるシカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物相場は失望感から2日間で4%超の大幅安となった。

トランプ大統領は帰国途中の大統領専用機内で、「中国は数十億ドル規模の米国産大豆を購入する意向だ」と語った。しかし、購入計画の詳細などは明らかにしなかった。

米政権はこれまで、中国が昨年10月の首脳会談で、今後3年間に年2500万トンの米国産大豆を購入することで合意したと説明している。ただ、中国は近年、米国との貿易摩擦激化を受けて、ブラジル産大豆への依存度を高めており、米国にとって輸出拡大は容易ではない状況だ。

〔写真説明〕収穫した大豆を穀物業者に納入する米農家=2025年10月、東部メリーランド州(AFP時事)

2026年05月16日 15時10分


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