筒井経団連会長「潜在成長力向上を」=高市首相、民間投資に期待表明



経団連は3日、東京都内で定時総会を開き、就任2年目を迎えてあいさつした筒井義信会長は、日本経済について「潜在成長力を着実に引き上げることが不可欠だ」と訴えた。その手段として、設備投資と研究開発投資、賃上げなどによる人的投資を通じ、「投資けん引型経済」を確立する必要性を強調した。

総会には高市早苗首相がビデオメッセージを寄せ、経団連が昨年掲げた国内の民間投資目標「2040年度に200兆円」を超える積極的な投資に期待を示した。

筒井氏は、中東情勢の混迷でもろさを露呈したエネルギー調達に関し、「脱炭素電源を活用する重要性が高まっており、特に原発の再稼働加速が求められる」と指摘した。

筒井氏は総会後の記者会見で、首相の投資強化の呼び掛けに対し「目標は野心的だが、不可能(なこと)ではない」との認識を示した上で、「民間として(目標を)超えていくぐらいのマインドがないと、30年染み付いてきた縮小均衡型のトレンドを払拭できないだろう」と語った。

今後の政権への提言に関し、社会保障改革など「十分着手してこられなかった『痛みを伴う改革』についても言う覚悟はある」と述べた。

〔写真説明〕経団連の定時総会であいさつする筒井義信会長=3日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕経団連の定時総会に寄せられた高市早苗首相のビデオメッセージ=3日午後、東京都千代田区

2026年06月03日 19時49分


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