
老舗企業の長寿の秘訣(ひけつ)は「変化し続けること」。大日本印刷(DNP)が28日発表した、創業100年以上で売上高100億円以上の企業を対象とした調査結果によると、長寿の企業には共通の特徴があることが分かった。回答は314社から得た。
事業を継続できた理由では、「時代や環境変化に合わせた事業の見直し」と回答した社が最多の46.6%を占めた。次いで「ブランド力・企業としての信頼性」が37.9%、「安定した顧客基盤」が34.7%で続いた。
時代に応じ変化させたものについて聞いたところ、「社員に求めるスキルや資質」が47.1%、「市場・ターゲット顧客」が45.2%で、いずれも4割超を占めた。一方、変化させなかったものは「社是・経営理念」が最多の62.3%だった。
企業の強みについての質問では、「強固な顧客基盤・顧客との信頼関係」が66.5%で首位。「技術力・ノウハウ」が35.1%だった。経営危機をどう乗り越えたかでは、「経営者のリーダーシップ」(28.3%)が最多だった。
調査は1月28日から2月22日にかけ、郵送とインターネットで1938社に対して実施した。回答した314社のうち12社は創業200年以上で、DNPも今年創業150年を迎える。
〔写真説明〕大日本印刷(DNP)のロゴ
2026年07月28日 19時41分