
政府は28日、スピードスケート五輪メダリストの高木美帆さん(32)への国民栄誉賞授与を決定した。表彰式を8月4日に首相官邸で開く。木原稔官房長官が発表した。
木原氏は記者会見で、高木さんの業績について「長きにわたり第一人者として活躍し、歴史に残る快挙を成し遂げ、国民に広く夢と感動を、社会に明るい希望と勇気をもたらした」と強調。「次世代アスリートへの影響を含め、わが国のスポーツ振興に大きな意義がある」と語った。
高木さんは北海道幕別町出身。15歳で2010年のバンクーバー冬季五輪に初出場。18年平昌五輪は団体追い抜き、22年北京五輪は1000メートルで金メダルを獲得。26年ミラノ・コルティナ五輪を含め、メダル獲得数は夏冬通じて日本女子最多の10個。今年4月に現役を引退した。
国民栄誉賞はこれまでにスポーツや芸能などの分野で27人と1チームに授与されている。高木さんは個人として28人目。女性アスリートでは00年の高橋尚子さん(マラソン)、11年のサッカー女子ワールドカップ日本代表「なでしこジャパン」、12年の吉田沙保里さん(レスリング)、16年の伊調馨さん(同)に続いて5件目となる。
【時事通信社】
〔写真説明〕五輪メダリストの高木美帆さん
〔写真説明〕記者会見する木原稔官房長官=28日午前、首相官邸
〔写真説明〕閣議に臨む高市早苗首相(中央)ら=28日午前、首相官邸
2026年07月28日 11時46分