新米、前年比3割安=26年産商戦スタート



2026年産の新米が首都圏で店頭に並び始めた。需給逼迫(ひっぱく)懸念を背景とした24、25年産の大幅な価格上昇から一転し、コメの民間在庫の積み上がりで余剰感が強まる中、前年を約3割下回る水準で商戦が始まった。

発売されたのは、通常のコメに先駆けて流通する「早場米」の代表格、宮崎県産コシヒカリ。首都圏を地盤とする食品スーパー「いなげや」の花小金井駅前店(東京都小平市)は7月31日、前年より1200円安い2990円(5キロ入り、税抜き)で販売を始めた。同社は「新米には付加価値があり、一定の需要が見込める」(広報担当)と話す。

農林水産省の調査では、全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は直近で3000円台前半となった。下落傾向にあるものの、業界関係者によれば価格高騰前と比べてなお高水準で、販売は伸び悩んでいるという。新米の流通に伴い、現在主流の25年産米には値下げ圧力が強まるとみられる。

〔写真説明〕店頭に並んだ宮崎県産コシヒカリの新米=7月31日、東京都小平市のいなげや花小金井駅前店

2026年08月03日 14時37分


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