
モーター大手のニデックは4日、顧客の確認がないまま部材や工程、設計を変更するなどした品質不正問題に関し、外部専門家で構成する調査委員会の調査報告書を公表した。報告書は品質不正を844件認定した上で、原因について「規模拡大に見合う経営体制の整備が遅れる一方で、短期的な業績目標の達成やコスト低減が強く求められていた」とし、「不健全な状態が定着していった」と指摘した。
報告書はニデックの経営層に対し、中長期の視点を持ちながら、「チームとして質の高い意思決定を行う」ことなどを提言。ニデックは指摘について、「厳粛かつ極めて重く受け止めている」とした上で、「『モノづくり』の原点に立ち返り、品質を中心に据えた経営への転換を進める」とコメントした。
〔写真説明〕ニデック
2026年09月04日 12時56分