
配車サービス大手のウーバージャパン(東京)と日本郵便、石川県加賀市などは29日、一般ドライバーが利用者を送迎する「ライドシェア」の普及に向け、同市内の郵便局窓口で配車を依頼できるようにすると発表した。局員が直接対応することで、スマートフォンアプリがなくても利用が可能となる。10月7日に始める。
対象は加賀市内にある全15郵便局。利用者は窓口で局員に配車を依頼し、運賃の支払いも現金で行う。同市は2024年3月から、ウーバーのアプリを使ったライドシェアサービスを手掛けてきた。ただ、スマホアプリの操作に不慣れな高齢者などにとって、利用のハードルは高かった。
路線バスの廃止などで、地方では移動手段の確保が課題となっている。日本郵便の野村政樹地域共創事業部長は29日の記者会見で「新たな地域交通の窓口となる」と語った。
〔写真説明〕郵便局でライドシェアの配車を可能にすると発表し、記者会見で撮影に応じる日本郵便の野村政樹氏(右端)ら=29日午後、東京都港区
2026年09月29日 17時56分