
プルデンシャル生命保険の社員が顧客から金銭を詐取していた問題で、金融庁が同社に保険業法に基づく一部業務停止命令を出す方向で検討していることが2日、分かった。保険の新規契約、販売を停止させ、内部管理体制の立て直しに専念させる必要があると判断した。
業務停止期間は3カ月以上などとする案が出ている。親会社のプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンに対しても、ガバナンス(企業統治)強化や経営責任の明確化を求める業務改善命令を出す方向だ。
プルデンシャル生命は今年1月、社員や元社員が複数の顧客から計約31億円の金銭をだまし取るなどしていたと発表し、間原寛社長(当時)が辞任する事態に発展した。金融庁は立ち入り検査を通じ、実態把握を進めていた。
〔写真説明〕プルデンシャル生命保険の本社などが入るプルデンシャルタワー=東京都千代田区
2026年10月02日 17時41分