
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は5日、ソフトバンクグループ(G)によるスイス重電大手ABBの産業用ロボット事業の買収計画を、中国当局が承認しない方針だと伝えた。昨年10月に発表された買収規模は53億7500万ドル(約8500億円)。
ソフトバンクGは人工知能(AI)分野への投資を拡大しており、AI搭載ロボット事業の強化を狙っていた。
関係筋によると、ソフトバンクGは最近、中国で経済政策を統括する国家発展改革委員会から買収阻止の方針を伝えられたという。中国はABBのロボット事業の最大市場。販売するロボットの90%以上を現地生産し、約1万2700人を雇用している。
〔写真説明〕スイスABBのロゴ(EPA時事)
2026年11月05日 16時25分