【北京時事】中国軍南部戦区は23日、報道官談話を発表し、米海軍のミサイル駆逐艦「ミリアス」が南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島周辺で「中国領海に不法侵入した」と反発した。
談話は米軍の行為を「南シナ海の平和と安定を破壊した」と非難し、「戦区部隊は常に高度な警戒状態を維持し、あらゆる必要な措置を取る」と強調した。戦区の海空部隊が追跡監視し、警告を発して立ち退かせたと主張している。
〔写真説明〕米海軍のミサイル駆逐艦「ミリアス」=2018年5月、神奈川県横須賀沖(AFP時事)
2023年03月23日 13時13分