ロシア連邦保安局(FSB)は20日、バルト海沿岸の飛び地カリーニングラード州で、ドイツ国籍を持つ50代の男を拘束したと発表した。3月に起きたガス供給施設の火災に絡み、手製の爆弾をさく裂させたとしてテロの疑いがかけられている。ポーランドから陸路で再入国時に拘束され、車から液体爆発物が見つかったという。
男は1967年生まれのニコライ・ビクトロビッチ・ガイドゥク容疑者で、同じ独北部ハンブルク在住のウクライナ人から指示を受けていたとされる。ロイター通信によると、独外務省は事態を把握しており、領事面会などの支援を進めるもようだ。
〔写真説明〕ロシア国旗(EPA時事)
2024年11月21日 12時41分