
【北京時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相は27、28両日、英仏の高官と相次いで会談し、台湾問題で中国の立場を支持するよう求めた。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言をきっかけに日中関係が悪化する中、中国に有利な国際世論を形成し、日本に圧力をかける狙いだ。
中国外務省によると、王氏は27日、ボンヌ仏大統領補佐官(外交担当)との電話会談で「日本の現職指導者が台湾に関して挑発的な発言をし、中国の主権と領土一体性を侵害した」と主張した。28日にはパウエル英首相補佐官(国家安全保障担当)と北京で会談し、「対日問題に関する中国の原則的立場」を説明した。いずれの会談でも、台湾を中国の一部とする「一つの中国」原則を順守するよう訴えた。
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記者会見に臨む中国の王毅外相=10月8日、ローマ(了)
2025年11月29日 09時17分