聴覚障害者のための国際総合大会、第25回夏季デフリンピック東京大会は26日、東京体育館で閉会式が行われて閉幕し、12日間の日程を終えた。日本初開催となった今大会は19競技を実施。日本勢はメダル51個(金16、銀12、銅23)を獲得し、過去最多だった前回2022年大会の30個を大幅に超えた。
主催者によると、79の国・地域などから約3000人がエントリーした。ロシアとベラルーシの選手は「個人の中立選手」として約60人が出場。大会を通じ、各会場には当初の目標を大きく上回る約28万人が来場した。
閉会式には秋篠宮家の次女佳子さまも出席。国際ろう者スポーツ委員会のアダム・コーサ会長は閉会宣言で、「不可能は何もないことを証明してくれて誇りに思う」と総括した。
次回の夏季大会は29年の開催が予定されている。
【時事通信社】
2025年11月26日 19時03分
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