北海道の鈴木直道知事は28日、道議会で北海道電力泊原発3号機(泊村)の再稼働に前向きな姿勢を示した。「原発活用は当面取り得る現実的な選択」と述べた。鈴木知事は議会での議論や関係自治体の意向などを踏まえ、来月上旬にも最終判断する方針。
政府は8月、北海道と原発周辺4町村に対し、再稼働への理解を求める要請を行った。既に泊村、神恵内村、共和町は同意の意向を示しており、岩内町も近く判断を示すとみられる。
道が最終的に同意すれば、北海道電が2027年早期を目指している3号機の再稼働は大きく前進する。
【時事通信社】
2025年11月28日 13時55分
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