動機不明、再発の懸念拭えず=深セン男児刺殺2年―中国



【香港時事】中国・深センで日本人男児(当時10歳)が通学中に刺殺された事件から18日で2年となった。犯人の男の死刑が既に執行され、日本人を狙った犯行だったかを含め具体的な動機が明らかにされなかった。在留邦人の間では、日本人が巻き込まれる事件再発への懸念が拭えていない。

日中外交筋によると、男児が通っていた学校は18日、休校となった。この日は1931年に満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日。反日感情が高まりやすく、襲撃などを警戒した形だ。

死亡した男児は保護者と共に登校中に腹部を刺された。事件を起こした鐘長春死刑囚の初公判は2025年1月。男は「インターネットで注目を集めるため何ら罪のない児童を殺害した」と断罪され、詳細な動機に踏み込まないまま即日死刑を言い渡された。刑は同4月に執行され、その後も日本側に具体的な動機の説明は行われていないという。

中国では今年5月にも、上海市の日系オフィスビルで日本人の成人男性2人、中国人女性1人が男に刃物で切り付けられる事件が起きた。中国当局は、男が日本人を狙ったかについて言及していない。

2026年09月19日 07時08分

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