法相候補が就任辞退=大統領、世論の批判に屈す―韓国



【ソウル時事】韓国で法相候補に指名されていた革新系与党「共に民主党」の国会議員、金勝源氏は19日、記者会見し、就任辞退を表明した。口利き疑惑などで世論の批判が高まり、李在明大統領が事実上、辞退を促した格好だ。8月末に指名された6人の閣僚候補のうち、辞退に追い込まれたのは性平等家族相候補に続き2人目。

金氏は、李氏が抱える刑事裁判を巡り、起訴取り下げを目指す与党議員グループの共同代表。退任後の「身の安全」を模索する李氏の意中が強く反映された人選と見られていた。

しかし、知人のブローカーから依頼を受け、製薬会社の新薬臨床試験の計画が早期に承認されるよう政府に口利きした疑惑が表面化。各世論調査では半数以上が金氏の法相就任に反対していた。

与党の擁護を受けた金氏は国会の人事聴聞会を終えて大統領による任命を待つのみだったが、李氏は支持率下落を受けた18日の会見で「国民の目線などを考慮し慎重に決定する」と説明。金氏は19日、「大統領の会見を見て決心を固めた。国民目線で見て至らなかった」と語った。

2026年09月19日 14時38分

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