医療法人会長を書類送検=特別背任容疑、報酬不正増額か―滋賀県警



適切な手続きをせず役員報酬を増額するなどし、計約550万円を不正に支給させたとして、滋賀県警は19日までに、医療法違反(特別背任)容疑で、社会医療法人「誠光会」(同県草津市)会長の男を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

送検容疑は、理事長だった2023年8月~24年10月、役員報酬を決める社員総会の開催などの必要な手続きを経ずに報酬を月額約25万円増額させたり、150万円の賞与を支給させたりし、計約550万円の損害を誠光会に与えた疑い。

県警は背任容疑で、会長の部下で理事と事務長の2人も書類送検した。21年以降、会長と共謀して給与を不正に増額させ、理事は計約900万円、事務長は計約500万円の損害をそれぞれ与えた疑いがある。

県警は25年9月、誠光会関係者からの告発を受けて捜査を進めていた。

誠光会を巡っては08~25年、必要な手続きを経ずに役員報酬や事務職員給与を支給していたなどとして、県が25年6月以降、医療法に基づく立ち入り検査を実施。今年2月に、報酬規定の整備・見直しやガバナンス体制の確立などを求める措置命令を出した。

誠光会は1980年に設立され、草津市内で病院や介護老人保健施設、看護専門学校などを運営している。

2026年03月20日 07時10分

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