前土佐清水市長、起訴内容認める=懲役2年求刑、官製談合―高知地裁



高知県土佐清水市発注の施設改修工事で最低制限価格を漏らしたとして、官製談合防止法違反の罪などに問われた前同市長程岡庸(67)、前同市議永野裕夫(68)両被告の初公判が15日、高知地裁(田中良武裁判長)であり、両被告は起訴内容を認めた。検察側は程岡被告に懲役2年、永野被告に懲役1年10月を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて即日結審。判決は6月3日に言い渡される。

検察側は論告で、市長による最低制限価格の漏えいは「公正な入札を害す悪質な犯行だ」とし、入札制度そのものに疑いが生じると非難した。

程岡被告は被告人質問で「コンプライアンスの研修、指導は受けていなかった」と話し、弁護側も最終弁論で「程岡被告は60歳を過ぎて初めての公職だった」などと訴え、寛大な判決を求めた。

起訴状によると、程岡被告らは2025年5月28日、市発注の施設改修工事の指名競争入札に関し、最低制限価格を電気工事会社の代表らに漏えい。同価格に近い金額で落札させ、公正な入札を妨害したとされる。

〔写真説明〕高知地裁=高知市

2026年04月15日 22時17分


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