神奈川県伊勢原市の日向薬師宝城坊で15日、春季例大祭が開催され、市内外から多くの観光客が訪れた。午後1時からは、祭りのハイライトである、「神木(しぎ)のぼり」が行われた。
日向薬師は、716年開創の古刹(こさつ)で、日本三大薬師の一つに数えられている。神木のぼりでは、山伏装束の修験者がホラガイを吹きながら現れ、山伏問答、弓矢による邪気払い、剣による煩悩払いの後、境内に立てられた高さ約5メートルの椎の木に登り、参詣者の安穏平和を祈る口上を読み上げた。
神木のぼりは、明治時代の神仏分離、修験の禁止により途絶えたが1974年に復活。2017年に伊勢原市の無形民俗文化財に登録された。
宝城坊神木のぼり保存会の秋山良次代表は、「ボランティアなので次の世代を見つけていくことと、市内でも祭りを知っている人が少ないので、もっと広げていくことが課題」と話した。
2026年04月16日 11時17分
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