桂田被告「謝罪と償い続ける」=微動だにせず判決聞く―知床沖事故



北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、17日に求刑通り禁錮5年を言い渡された桂田精一被告(62)。判決に微動だにせず聞き入り、閉廷後には「これからも謝罪と償いを続けていく」とするコメントを発表した。

桂田被告は午前9時25分ごろ、釧路地裁に到着した車両から姿を現した。上下黒のスーツにネクタイを着用し、顔には白いマスクをしていた。正面玄関付近で振り返ると、集まった30人ほどの報道陣に深く一礼して裁判所に入った。

同55分ごろに入廷すると、弁護人の隣にゆっくりと座り眼鏡を外した。開廷を待つ間は目をつむり、弁護人とは言葉を交わさない。傍聴席に座る被害者遺族らに視線を向けることもなかった。

ただ、開廷して証言台に移動した際は、遺族らの方に向かって何度も頭を下げた。裁判長から名前を聞かれると「桂田精一」と淡々とした口調で答えた。「被告人を禁錮5年に処する」。求刑通りの判決を宣告されたが、微動だにしなかった桂田被告。その後判決理由が読み上げられると、証言台の前に座り、体を時々前後に揺らしながら耳を傾けていた。

〔写真説明〕判決のため、釧路地裁に入る「知床遊覧船」社長の桂田精一被告=17日午前、北海道釧路市

2026年06月17日 14時25分


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