三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックが乗用車に衝突するなどして6人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)罪に問われた水谷水都代被告(55)の公判が31日、津地裁(出口博章裁判官)であった。水谷被告は被告人質問で「身勝手な運転で6人の命を失ってしまい、本当に申し訳ない」と謝罪した。
検察官から、ながら運転の厳罰化を知りつつ、ダッシュボードに取り付けたホルダーにスマートフォンを固定して運転したことを問われた被告は「時間がたつにつれ、少しずつやるようになった」などと説明。運転中に料理動画を見ていた理由については「地図アプリを消した時にアプリが出てきて、興味ある動画だったので見た」と述べた。
遺族の代理人弁護士も質問。被告は犠牲者全員の名前を問われてもはっきりと答えられず、事故直後、救助や消火をしなかった理由を「見たこともない火柱が上がり、逃げることしかできなかった」と語った。
起訴状などによると、被告は3月20日未明、新名神高速でスマホを見ながら制限速度を超える時速約82キロでトラックを運転。停車中の乗用車に追突するなどし、計6人を死亡させたとされる。
2026年08月31日 20時19分
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