
警視庁の犯罪捜査などに貢献した警察犬の慰霊祭が4日、東京都板橋区の動物霊園「東京家畜博愛院」で営まれた。同庁の鑑識課や警備2課の職員ら約30人が参列した。
井出学鑑識課長は「最後まで任務を全うしてくれたことに感謝の気持ちと『お疲れさまでした』という思いを込めて供養した」と述べた。
鑑識課によると、慰霊祭は同院に警察犬慰霊碑が建立された1968年から毎年開催されている。昨年8月以降、11頭が新たに埋葬され、祭られているのは計308頭になった。
昨年11月に13歳2カ月で死んだラブラドールレトリバーの「ボギー号」は主に薬物の捜索に従事。2020年、容疑者の自宅から違法薬物を発見したとして、社会的反響が大きい事件の捜査に貢献した際に与えられる警視総監賞を受賞した。
今年5月に9歳11カ月で死んだジャーマンシェパードの「レゴ号」も22年に行方不明者の発見に貢献したとして警視総監賞を受賞。約7年間で366回出動し、事件捜査での足跡追及や遺留品の臭気選別などで活躍した。
〔写真説明〕警視庁の警察犬慰霊祭で手を合わせる井出学鑑識課長(右手前)=4日、東京都板橋区
2026年11月04日 14時57分