実行役2人に無期懲役=70代男性死亡の連続強盗―千葉地裁



首都圏で相次いだ闇バイト強盗のうち、2024年に横浜市で70代男性が死亡した事件などで強盗致死罪などに問われた実行役の藤井柊(28)、久保田陸斗(23)両被告の裁判員裁判の判決が6日、千葉地裁であった。日野浩一郎裁判長は、いずれも求刑通り無期懲役を言い渡した。

日野裁判長は、両被告は「指示役の指示に従う立場」であったと指摘。その上で「自ら強盗を繰り返す集団に加わり、不可欠の役割を担ったと評価できる」とした。

横浜市の70代男性が死亡した事件などの手口については「被害者らは高齢者や女性であったが、反抗を抑圧した後もなお苛烈な暴行を加えた。多大な精神的苦痛を与え続ける犯行態様は悪質というほかない」と非難。両被告の刑事責任の差については、「大きな差が生じるような関係性や役割分担は認められない」とした。

判決によると、両被告は24年10月15日午前1時ごろ、同市青葉区の70代男性宅に押し入り金属製の工具で多数回殴打するなどの暴行を加えて現金などを奪い、死亡させた。同月8~9日には千葉県船橋市で、同17日には同県市川市で、それぞれ民家に侵入し住人にけがをさせ、金品を強奪するなどした。

〔写真説明〕千葉地裁=千葉市中央区

2026年11月06日 18時06分


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