横浜の主将、阿部葉は走攻守でチームを引っ張った。一回に内野安打で出塁すると、相手の隙を突いて二盗に成功。奥村頼の適時打で先制のホームを踏んだ。打っては4安打3打点。六回には中堅の守備でダイビングキャッチを披露し、チームのピンチを救った。「主将をやっているからこそ、自分が一番はつらつとやるのがチームにいい影響(を与える)」と笑みを浮かべた。
神奈川県の激戦を求め、愛知県から横浜に入学。2年生の夏から主将を務め、全国から集まる選手たちをまとめ上げた。「いろんな仲間に支えられてここまで来られた。みんなに感謝したい」と言葉に実感を込めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕1回裏横浜2死一塁、阿部葉(左)が二盗を決める=30日、甲子園
2025年03月30日 20時09分