井上尚弥「ほっとしている」=4団体王座を防衛し帰国―ボクシング



プロボクシングのスーパーバンタム級世界主要4団体の王座を防衛した井上尚弥(大橋)が28日、サウジアラビアから帰国して羽田空港で取材に応じ、「帰ってこられて気持ち的にほっとしている。内容はともあれ、しっかり勝てた」と心境を語った。

27日(現地時間)にアラン・ピカソ(メキシコ)に3―0の判定勝ち。今年は4試合を行う厳しい日程をこなした。世界戦での連勝を27に伸ばして締めくくり「来年につながるし、(今後の)試合にも生きてくる」と述べた。

同じ興行では、来年5月に対戦計画がある元世界バンタム級2団体統一王者の中谷潤人(M・T)が苦戦の末に判定勝ちした。井上尚は「評価は人それぞれ。(27日が)勝負の日ではない。5月はお互いベストで」と見据えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕帰国後の記者会見で笑顔を見せる井上尚弥=28日、羽田空港

2025年12月29日 07時11分


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