井上尚、４団体王座防衛＝中谷はＳバンタム初戦勝利―ボクシング
【リヤド時事】プロボクシングのスーパーバンタム級世界主要４団体タイトルマッチは２７日、サウジアラビアの首都リヤドで行われ、統一王者の井上尚弥（大橋）が世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）同級２位の挑戦者、アラン・ピカソ（メキシコ）に３―０で判定勝ちし、４団体王座を防衛した。
井上尚の戦績は３２戦全勝（２７ＫＯ）となり、自身が持つ日本選手の世界戦最多勝利記録を２７に伸ばした。
スーパーバンタム級ノンタイトル戦は、元世界バンタム級２団体統一王者の中谷潤人（Ｍ・Ｔ）がセバスティアン・エルナンデス（メキシコ）を３―０の判定で下し、階級転向後の初戦を勝利で飾った。中谷の戦績は３２戦全勝（２４ＫＯ）となった。
国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）スーパーフライ級タイトルマッチは、寺地拳四朗（ＢＭＢ）の対戦相手の王者ウィリバルド・ガルシア（メキシコ）が体調を崩したため中止となった。
【時事通信社】
〔写真説明〕スーパーバンタム級世界主要４団体タイトル戦でピカソを攻める井上尚弥（左）＝２７日、リヤド（ロイター時事）
〔写真説明〕プロボクシングのスーパーバンタム級ノンタイトル戦でセバスティアン・エルナンデスと対戦する中谷潤人（左）＝２７日、リヤド（ロイター時事）
2025年12月27日 23時54分
