
優勝を決めた郡司は、喜びを全身で表現した。ウイニングランでファンに近づいて勇姿を披露。地元神奈川での悲願達成とあって、「平塚でのGPに過去2回出たが期待に応えられず、悔しい時期を過ごした。今回またチャンスをもらって優勝でき、本当にうれしい」。実感がこもった。
南関東勢が他にいないため、ラインを組まない単騎で勝負。「寂しい気持ちもあって練習に励んできた」と言う。それでも、晴れ舞台での大声援を背に「最後は『一人じゃないんだな』と思った」と奮起。「加速しながら、誰が来てもしっかりと対処する走りができた」と満足そうだった。
【時事通信社】
〔写真説明〕KEIRINグランプリでゴールする郡司浩平(右)=30日、神奈川・平塚競輪場
〔写真説明〕KEIRINグランプリで初優勝し、歓声に応える郡司浩平=30日、神奈川・平塚競輪場
2025年12月30日 20時26分