
英国遠征を2連勝で締めくくり、森保監督は「今やらなければいけないことと、やれることはできたかなと思っている」。ワールドカップ(W杯)へ向けたテストを終え、いよいよメンバー選考が最終局面を迎える。
W杯メンバー枠は26人。指揮官は英国遠征後の欧州視察から帰国した7日、「大体のところは決まっている」と明かした。3月の招集メンバーを軸に、遠藤(リバプール)や冨安(アヤックス)らけが人の状況を見極めながら、作業を進めていくことになるだろう。
鈴木淳(コペンハーゲン)や渡辺(フェイエノールト)らが台頭を見せるDFでは、けがで離れている町田(ホッフェンハイム)や板倉(アヤックス)が逆に追う立場に。ただ、冨安に関しては、指揮官の信頼は絶大で「大会期間中に100%に持っていける計算が立つのであれば、もちろん考えていく」と選出の可能性を示唆した。
ボランチは鎌田(クリスタルパレス)と佐野海(マインツ)が安泰で、復帰が見込める遠藤もいて混戦。代表から1年遠ざかる守田(スポルティング)は厳しそうだ。イングランド戦で活躍した三笘(ブライトン)や伊東(ゲンク)らタレントぞろいの攻撃陣も、入り込む余地は少なそう。W杯出場が極めて難しい南野(モナコ)のところへ、塩貝(ウォルフスブルク)ら新戦力が割って入れるかが注目点になる。
欧州はシーズン終盤。けが人の回復を待つ一方、新たな負傷者が出る可能性もあり「ギリギリのところで最終決定していかないといけない」と森保監督。「最強」チームの編成へ抜かりなく取りかかる。
【時事通信社】
〔写真説明〕スコットランド戦でプレーする日本の鈴木淳(右)=3月、英国・グラスゴー
〔写真説明〕イングランド戦でゴールを狙う日本の佐野海=3月、ロンドン
2026年04月09日 07時15分