
再三の好守に阻まれ得点できず、失策が絡んでリードを許す。そんな巨人の嫌な流れを、泉口が振り払った。九回、起死回生の逆転2ラン。「うまく打てたんじゃないかな」と控えめに喜んだ。
広島のマウンドは、7日に7年ぶりのセーブを挙げた中崎。先頭のキャベッジが二塁打で出塁すると、「チャンスだったので、積極的にいこうと思って打席に入った」と初球から狙った。内角の直球を引っ張り、右翼ポール際のスタンドへ運んだ。
昨季はセ・リーグ2位の打率3割1厘をマークし、ベストナインとゴールデングラブ賞に選ばれた。さらなる飛躍を期すプロ3年目。本塁打は早くも昨季の半分の3本となったが、「こだわりはない。僕はホームランバッターではないので、結果的にそうなっているだけ」。つなぐ打者としての意識を強調する。
昨季2勝10敗と大きく負け越した広島の本拠地で、チームが勢いづきそうな逆転勝利。米大リーグへ羽ばたいた岡本和真が抜けた巨人打線を、巧打の3番打者が引っ張っている。
【時事通信社】
〔写真説明〕9回、逆転の2ランを放ち、ベンチで迎えられる巨人の泉口(左から2人目)=8日、マツダスタジアム
2026年04月08日 22時42分