
もどかしさばかりが募った。二つ伸ばして折り返した松山は、11番で約1メートルのパーパットがカップに蹴られる。12番は2メートルを外し、バーディーチャンスを逃した。短いパットが入りそうで入らない。「悪いゴルフはしていない」と歯がゆそうだ。
17番も1.5メートルのパーパットがカップに嫌われ、首をかしげながら天を仰いだ。18番もボギーをたたき、「最後まで気持ち良く回らせてくれないな、という感じ」。調子自体は悪くなさそうに見えるが、結果に結び付いていない。
上に食らい付く意気込みで臨んだ第3ラウンドで思うようにスコアを伸ばせなかった。トップの背中は遠いものの表情は明るい。珍しく冗談を交える場面もあった。なかなか波に乗れない状況にも、「頑張ります」と視線を上げた。
絶妙なアプローチショットを披露した3番から3連続バーディーを奪うなど、随所に好プレーは出ている。「本当に結果だけを待っている感じ」。もちろん、このままで終わるつもりはない。最終日はベストのプレーで意地を見せる構えだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕18番、グリーンでラインを読む松山英樹=11日、米ジョージア州オーガスタ(AFP時事)
2026年04月12日 09時24分