憲法改正「死活的」使命=自民が新ビジョン



自民党は10日、昨年の結党70年を踏まえた新ビジョン「自民党の歩みと未来への使命」を公表した。国際秩序の変化に対応するため、憲法改正が「死活的に求められる」と指摘。「憲法を自らの手で国民とともにつくり上げ、目指す国家の形を内外に示さなければならない」と訴えた。

新ビジョンは、ロシアによるウクライナ侵攻を例に、憲法前文にある「諸国民の公正と信義」に十分信頼を置ける状況にはないと断言。「国家存亡の危機に備えるための必要な能力を整える必要がある」と明記した。

党の基本理念・価値として「自由」「民主主義」「保守」の3点を維持。「昨今、声高に急進的な変革を求めたり、異なる意見を排除したりする言説の傾向が見られるが、こうした態度をわれわれは保守とは考えない」と説いた。自民について「特定の階級やイデオロギーを代弁する政党ではないことも、広範な支持を得ることができた一因」だと分析した上で「極論に走ることなく責任ある政治を目指す」と記した。

【時事通信社】 〔写真説明〕自民党の新ビジョンを公表する同党の新ビジョン策定本部の斎藤健座長(左)=10日、東京・永田町の同党本部

2026年04月10日 18時46分


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